◎第11話 筑波ラッテストーンレース ヒストリックカー60分耐久
1.プロローグ
「束の間の晴れ間にレースできそうだな・・・」週間天気予報を見ながら独り言を呟いていた。その予報では、土曜日から日曜の明け方まで雨、日曜の日中は晴れ、月曜はまた雨と出ていたからだ。今回のレースは日曜日1DAY。筑波サーキットで開催されるので、土曜日それぞれが仕事を終え、夜に出発して日曜の朝に到着、そのままレースに出るというスケジュールだった。
前回の1月の鈴鹿のレースと同じチーム体制で、連勝を狙おう、という目標に、チーム全体がレースを楽しもう、という雰囲気の中にも心地よい緊張感が漂い、気持ち的にもいける気がしていた。
まずマシンは前回の鈴鹿のレースでは、リアに荷重がかかると唐突にリアがついてくる、フロントとリアの動きにタイムラグがあったため、ターンイン時に非常に切れ味の鋭いトリッキーな動きであった。この問題を解決すれば、もっと乗りやすくなることは確かなこともあり、この点についてフロント、リア共に足回り全体を見直し、改善を行った。基本コンセプトは間違っていないはず。トウカイ社長さんもこれでずっと良くなると自信を見せていた。
2.レース当日の朝
日曜の朝は、雨は明け方ごろには止んで、路面は少しずつ乾き始めていた。何とかドライでレースができそうだ。雨男のおなかん氏がいるにも関わらず、ドライでレースができるとは非常にラッキー(笑)。そう、おなかん氏と組むレースは常にウェットだったから!(国内の4輪レースでウェットになったことは今まで一度もなかった著者。)
朝6:00前に到着し、8:00からの受付をすませ、ピットへ。この時から既に物凄く風が強く、冷たい風が身にしみた(笑)。今回も予選はなく、グリッドはまたクジ引き。前回ビリッカスを見事引き当てたおなかん氏が、「今回もクジは僕が引くから!名誉挽回だ」などと宣うていた。見んな「マジでぇ〜」と冷たい視線を送っていたが、本人の決心は固かったらしい。意を決して抽選箱に手を入れ、引き出す。
{ドキドキ}
・・・・・・・・・。(クジをつかみ上げ)
・・・・・あ、紙には「4」って書いてある。(←それはどういう意味だ!?(0.5秒))
「あ、4番グリッドですネ」(受付オフィシャルの声)(←ホント!?4番グリッドだ!)
※かなり見づらいが、4番グリッドを指す著者。前回のことがあるのでこの位置は嬉しかった
今回も全クラス混走のレース、全12台がエントリーしていたので、4番グリッドは非常にいい位置である。これで確かに、おなかん氏のクジ運については名誉挽回になった(はず)。
※相当風の強かったレース当日の筑波。掲揚塔の旗もこんなに風で巻き付いてしまっている。
ちなみに中央は見ての通り国旗だが、向かって左はJAF旗、右は筑波サーキット旗だ
ピットサインをまともに持って立てないほど風が強かった。
※朝からものすごくテンションの高い誰かさん。凄過ぎる。掲載せずにはいられなかった1枚だ。手に持っているのはもちろん酒ではない。酔ってもいなければ、夢遊病に侵されている訳でもない。
・・・って第2弾だ(笑)是非1/19のレースレポートをご覧あれ!(爆)
3.朝のフリー走行(8:50〜9:05)
たった15分しかない朝の走行。ここで予選でもやって欲しいところだが、あくまでウォームアップ走行、とのことだった(オーガナイザー曰く)。さあ、今回は発売されたばかりのニューネオバを履いての走行だ。ニューネオバを履いての走行は全く今回が初めてであり、ニュータイヤの状態だ。雑誌のタイヤテストの記事を見ても非常にグリップ力がドライ、ウェット共に向上しているようであり、恐らくタイム的にも向上が期待できる。反面、足やブレーキとのマッチングはどうかという僅かな心配もあった。
※スポンサー様の横断幕。ワークスちっくでいい雰囲気!
※筑波のコースをドライバー二人でもう一度打ち合わせる。
まず時間が始まりコースイン。この朝の走行では、ヒストリック耐久の走行時間の前に4本の別カテゴリーの予選があったのでコースは既に完全ドライ。コンディションに不安は全くない。走り始めてすぐ、前回のようなトリッキーな動きは全く解消され、非常に素直な操縦特性になったのに気づく。「これはいける。」手ごたえがすぐにある感じで、タイヤもニューだしちょっと踏んでみようと思い始めた。
インラップと次のラップは、路面温度とタイヤが完全な新品ということもあってペースを抑えた。そして2ラップ目から踏み始めた。その周は前車をオーバーテイクするためにタイムは出せず。しかし各コーナーのターンインでは積極的に向きを変える操作をし、立ち上がりではできる限りトルクをかけるようにアクセルを踏み込んでみた。タイトコーナーの出口ではややアンダーステアが出てしまうが、これは筑波の特性とセリカのアンダー気味の特性とが相乗効果で出てくると思われる。逆に最終コーナーやダンロップ下から先の区間、比較的高速区間では非常に安定していて、安心して踏み込んでいけた。そして3ラップ目に出たタイムは13秒91だった。これは昨年の夏に開催されたサマーフェスティバルのベストタイムから約5秒も速いタイムであり、後でそのタイムを知った時にはそんなにタイムが出ていたのかとびっくりしてしまった。
何せ走行中はアンダーが気になるものだから、入り口で積極的に向きを変え、とにかく立ち上がりに対してアクセルを多く踏むことしか考えていない。ドライバーとしてはタイヤのグリップの限界を感じ取りながら走行しているから、その予想している限界に来る前にアンダーステアが出てくると、「カ〜遅せぇぇ、もっと踏めるようにしないと」と思ってしまう(これは俺だけだろうか?)。体感的には勿論タイムが上がっているのは感じられたが、せいぜい15秒台ぐらいだと思っていたのだ。
最終コーナーでも50M手前の看板を“過ぎてから”拳ひとつ初期舵を与えてからブレーキングしてターンインしても間に合う。タイヤが軽くスライド気味で耐えながら、出口に向かってきれいに安定して出て行く感覚が気持ちよかった。グリップの良さを一番体感できたのはそこで、5年前ぐらいのSタイヤみたいな感覚さえあった(新品の時だけだろうけど)。しかし朝イチで温まり切らなかった。水温75度、油温60度程度のままだった。
インプレッション:ニューネオバTA22セリカ、ヒストリックPクラス仕様装着の場合
タイヤ特性としてまず最初に感じたのは、「確かに基本グリップ力は上がっている」ということだ。今回は温度の低い状態でのドライ路面の走行であったが、体感として感じられるのは、旧ネオバと比較すると、全体的にコンパウンドが柔らかい印象を受けた。
特にタイトコーナーで荷重変化を大きく起こさせた時、タイヤ側でスリップアングルが大きくなってきたときの「ムニュムニュ感」のような、トレッドが捩れる感じが大きい。ヨコハマタイヤ全般にいえる特性でもあるが、旧ネオバに比べると一番大きく異なるのはその点である。A048の特性に近いものがあるような感覚を受けた。
では、グリップ感はどうだろうか、というと、特に縦方向のトレッド剛性が旧モデルに比べて格段に向上している。旧モデルでは、限界がもう少し低く、横方向に流れる方向へ向かうが、その流れ方がマイルドで非常にコントロールしやすい流れ方でしかもブレイクせずに前へ進もうとする、という感じだった。しかし新ネオバでは、縦方向の限界が高く、横方向へ流れにくい。限界付近では先ほど述べた「ムニュムニュ感」がありながら前にどんどん進んでいく、という感じだ。これは最近のタイヤ全般の傾向だろう。従って操縦特性としては縦方向のトラクション重視、旧モデルよりブレーキを突っ込み、旋回を短時間で終わらせて、クリップ付近では優しくアクセルコントロール、そして立ち上がりではしっかり加速方向に集中する、という具合になる。やはり最近のタイヤである(笑)。
ブロックが飛ぶようなことはないが、減り方は旧モデルに比べ早いだろう。コンパウンドとしては柔らかくなったようで、夏場では耐久などで使うのには難しいかもしれない。
時間が15分しかないため、その後すぐにおなかん氏に交代。ピットレーンでドライバー交代の練習も兼ねて本番通りの手順で交代した。おなかん氏のタイムは1分16秒台からスタート。しかし3ラップぐらいしたところで、チェッカーになってしまった。
おなかん氏のマシンインプレッションも非常に乗りやすくなり、タイヤ特性としても縦方向の剛性が高くで、前よりもブレーキを突っ込み気味にした方がターンインしやすいかもしれないという見解だった。やはりタイヤのグリップ力が勝っているため、むしろブレーキの弱さを感じてしまう。ブレーキは今回もウィークポイントのようだった。しかしブレーキを変更することはできない。運転の仕方でもたせるしかない。
※フリー走行後、ピット裏で交代の練習をするおなかん氏と著者。
どうしてもタイトコーナー出口、特にインフィールドの第1ヘアピン出口でアクセルを入れていくと後ろから押されてフロントタイヤが逃げるプッシュアンダーのような感じになってしまうのが少し気になったが、それはその他のコーナーと比較してということであり最終コーナーでの動きのよさを優先してセッティングは変えないことにした。
4.決勝 12:10〜13:10、60分耐久
決勝はスタンディングスタート。(F1方式)昨年の変則ル・マン式ではなく、まあ通常のスタート方法だ。ピットレーンを逆走してコースイン、グリッドにつく。今回は4番グリッド、筑波ではアウト側の2列目になる。先頭はSクラスのマシン。2番グリッドにはPクラスのブルーバードが、そして3番グリッドにはSクラスのZがいる。キャンギャルが3分前、1分前(エンジンスタート)、30秒前のボードをグリッド上で出してくれるのだが、あまりの強風にボードを出すと風であおられてまともに立てないようだった。寒そうだしちょっと可哀想な感じ(笑)。
コースイン時の様子。相変わらずピットレーンを逆走してグリッドにつくいわゆる”筑波方式”。 グリッドについた著者。今回はピタリとベストな位置に停めた(笑)
※コースイン時の様子。相変わらずピットレーンを逆走してグリッドにつくいわゆる”筑波方式”。
※グリッドについた著者。今回はピタリとベストな位置に停めた(笑)
※グリッドについた著者近影。自分で後で見ても、集中できていたと実感できる表情だ
※グリッドはこんな感じだった。Zはやはり速い!(当たり前だ)
フォーメーションラップを終え、再びグリッドにつく。この時点で水温75度、油温80度ぐらい。例によってスタート後どこに行くか頭の中で筋道ができていた。後方でグリーンフラッグが振られているのがミラーで見える。そして5秒前ボード表示。今日の感じではスタート回転は3500rpm、一定に回転をキープ。シグナルレッド点灯、そして消灯、スタート。僅かに右へステアしてスタートしたため、若干左側にテイルが流れる。ややホイルスピン気味だ。しかし微妙にアクセルを戻してトラクションを稼ぎ、トップと2番グリッドの間に割り込む。さらに自分のイン側には3番グリッドのZがインキープのまま自分と並んで1コーナーへ進入。従って1コーナーを抜けたときには2番グリッドのマシンを抜いて総合で3位につけた。
※フォーメーションラップを終えて戻ってきた著者。丁度割り当てられた9番ピットの正面が4番グリッドだった。
※スタートした瞬間。まぁ成功の部類に入るだろう。自分としては60点というところか
オープニングラップは、ノーズをねじ込んで来ないか確認するだけで後ろがどうなっているのかは目もくれず、前の2台を凝視。さすがにSクラスのマシンは速い。ジリジリと離れていく。2位を走るオレンジ色のZは、各コーナーでかなりブレーキを突っ込んでいていつも白煙を上げながら進入し激しくトップにチャージしていた。やがて奥のヘアピンを立ち上がったとバックストレッチで、後方グリッドからのスタートだったSクラスのマシンが抜いていく。圧倒的なストレートスピードだ。勿論素直に譲り、上位3位がSクラスの争いになった。ピット前を通過してピットサインを見る。今回は9番ピットで、最終コーナーに近いため、立ち上がりながら見なければならず見づらかった。
ペース的には後半のマージンを考え、ブレーキはある程度詰めるがまだ行けるかな、ぐらいの感覚で踏んでいき、出口側のアクセルオンはスムーズに奥まで踏み込む感じでタイヤを使いすぎないようにしながらペースを作っていこうと考えてドライブした。
3ラップ目あたりから前は全く見えなくなってしまい、後ろもどうやら付いて来てはいないようだった。一人旅になった。そこで余裕ができ、ペースは一定に保つことにした。その結果、1分15秒〜16秒付近でのアベレージになった。しかし、序々に油温、水温が上がり始めてきた。スタート後6〜7周頃には湯温は既に105度、水温は85度を超えてきて、電動ファンのスイッチを入れた。スイッチを入れるが、温度は下がらず少しずつ上がり続けた。そしてスタート後10分経過、ピットインのサインが出た。
※おなかん氏に交代。交代はやはりうまくいった。
そして練習の手順通りにピットインしてドライバーチェンジ。計測では調度15秒でドライバーチェンジができた。よし、予定通りだ。ピットイン後のこの時点で順位は8位に。おなかん氏に交代して少し休憩をした後、再びレース展開を見る。おなかん氏のアベレージは自分よりも速いペースだった。当初から1分15秒台で走行していて、どんどんとペースが上がっていく。遂には14秒前半まで出始めた。その後各チームも1回目のピットインとドライバーチェンジを終え、順位は再び総合4位まで上がり始めた。しかし私から水温・湯温の報告を受けたトウカイ社長さんは、エンジンの状態を心配してすぐにペースダウンを指示。
現状のペースからして、5位以下がこのまま追いついてくる感じはないため、これ以上ペースを上げてもあまり意味がない。チェッカーフラッグを受けてこそ成績は残せる。だからペースを落として持たせる走り方に切り替える必要があった。ペースダウンの指示を受けて、16秒〜17秒のペースに落ち着いてきた。ペースは安定し、マシン挙動自体には大きな乱れはないようだった。そしてスタート後35分を経過、2回目のドライバーチェンジとなった。
ドライバーチェンジは、今回も練習の成果が実って15秒以内に完了。快調なペースで再コースインした。
※2度目の交代。これもうまくいった(笑)
さて再びステアリングを握るとすぐに油温、水温を確認。水温は既に100度、油温は125度にもなっていた。ブレーキは気持ち奥までいくようになっているものの、まだ大丈夫そうだ。
『これはちょっとヤバイな・・・』
そう思いながら、回転を抑えつつも極力ペースを維持する方向で運転方法を切り替える。まず立ち上がりでのシフトポイントは7000rpmリミットのところ6000rpm付近に下げた。1コーナー立ち上がり後第1ヘアピンまでは3速で引っ張っていっていたのを、4速まで使った。またダンロップ下から左に切替す区間では早めに4速に入れて走行した。
その結果水温95度、油温120度ぐらいまで各5度ずつぐらい下がった。しかしそれ以上は下がらない。エンジン音も高回転域では何となく苦しそうな感じの音になってきて、アクセルオフ時にアフターファイアがやや出始め「パパパン」と音が聞こえ始める。
後でトウカイ社長さんに聞いてみると、それは2TGエンジンの調子が悪い時の兆候らしい。
そんな状態で非常に心配な状態であったが、アベレージは1分17秒程度を維持することができた。途中、今回は調子が悪いようだったロータリークーペをオーバーテイク。手を挙げて譲っていただいてしまう形になった。手を挙げて返事した。そして、どうやらトラブルが解消し遅れてコースインしてきたブルーバードが前方に迫ってきた。奥のヘアピンからバックストレッチでスリップストリームにつき、最終コーナー入り口でブレーキを遅らせてインを挿しオーバーテイク。しかし抜くために回転を上げて走行したので、抜いた後ペースをまた6000シフトに落とす。その結果後ろからぴったりとくっついてくる形になった。付かず離れずのペースであった。ダンロップ下から奥のヘアピンまでの区間と、最終コーナーの区間はこちらの方が速く少し離れていく。しかし1コーナーから第1ヘアピン、ダンロップ下進入までは向こうの方が速いらしく近づいていく。
※見よ!この電光掲示板を!(笑)我らがセリカ69番は総合2番手!嬉しさのあまり撮った写真。
そんな状態を繰り返しているうちに、そのままチェッカーになった。ピットも大喜びだった。鈴鹿と違って残り時間の電光掲示板もなく、見づらいピットサインを見ようとするとコントロールポストのサインを見るヒマがないのもあり、「あれ、チェッカーだ」という感じで終わってしまった。
※チェッカーを受けた瞬間。左上にはトウカイ社長さんの姿が
※ピット裏へ戻ってきた瞬間。コース上ではガッツポーズができなかったので、ここでこれでもかとポーズ。実は前がつまっていたので、20秒ぐらいこのままだった(笑)
チェッカー後の一周では、最後まで走ってくれたセリカを密かにねぎらい、ステアリングとインパネを撫でながら「お疲れさん、セリカ」などと独り言を言ってしまった。よく持ってくれたものだ、と安堵感と喜びと感謝の入り混じった気持ちになり、思わずしてしまったのだ。(車載映像ではそれが映ってます(笑)声まではエンジン音にかき消され聞こえないけど)
そしてピットへ戻ってきて、思わずガッツポーズが。クラス優勝は果たしたことは理解できたからだ。で、オフィシャルに聞いてみると、何とSクラスを押えて総合で第2位だとか!これには非常に驚いてしまった。まさかそんなに上位でフィニッシュできたとは・・・。
そしてそのまま暫定表彰。前回に引き続きシャンペンファイトを行い、最高の瞬間を味わった。
※マシンを降りた瞬間、チームの皆と喜び合う。
※暫定表彰式。今回はクラス毎に暫定表彰をしていただき、一番高いところに!最高の瞬間だ
※気合の入ったシャンパンファイト。だがかけ合いはこの前の鈴鹿の時の方が激しかった(笑)
※VIPルームでの正式表彰式。小さいが重いトロフィとJAFメダルを授与され。
それにしても出来過ぎぐらいの成績だった。クラス優勝は狙っていたものの、2位以下に1ラップのマージンを持てたし、同クラスの中でのペースはダントツだったからだ。勿論、次戦に向かっての課題も出てきた。3月の気温で水温、油温が限界付近というのは、夏場は全くペースが上げられないだろうし、タイヤもニューネオバでは最後まで持たないかもしれない。細かい調整点はいくつもある。これをクリアしていかねばならないのも含め、2連勝できたこの勢いを失わずにいたい、という思いを新たにした。
※おなかん氏とポーズ。30年前の写真といっても信じるかもしれない(笑)
※チーム全員でポーズ。皆様、今回もありがとうございました!この写真、何か自分が目立ってしまってスミマセン^^;
「レースは勝ってからが本当のレースである」というのはトウカイ社長さんの言葉である。1度勝つと、追う側から追われる側になる。ボクシングなどで言えば「防衛戦」のようなもので、まあこのレースの場合そこまで大袈裟に考えなくてもいいかもしれないが、この勝利をキープしてこそ、真のレースの醍醐味を味わえるというものだ。
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