山本和正パーソナルサイト

◎第21話「JCCA筑波ヒストリックカー60分耐久レース」

雨の筑波か・・・。いろいろな天気予報を見ながらそう思っていた。ウェットコンディションは悪くないが、 あまり走りこんでいないコースでのウェットの場合、セッティングノウハウが物を言うから、今回は分が悪いかもしれない、 しかしチャンスも同時にある・・・いずれにしても荒れるだろうな・・・と思いながら、筑波へと移動していた。

今回のパートナーは、今年1月に行われた鈴鹿NRCレースでセリカに乗った、えむあーる氏。そのレース後、S耐出場の経験もあり、 ドライバーとしても急成長中の有望株だ。

恒例の酔いどれポーズ 今回は俺一人か・・・トウカイ社長も後ろであきれ笑いをしている恒例の酔いどれポーズ。どうもテンションは高い(笑)。
雨の中の車検風景 雨の中の車検風景。まぁサッと終わったほうだった。問題なし。

レース当日はやはり朝から雨。それほど雨量は多くなかったが、時折激しくなりコース上はかなり滑っている様子だった。 また、1コーナーの舗装が新しくなっていたりと、どうも路面状況が読めない。基本的に晴れ男の私は筑波でウェットレースになったことがなかった。 ウェットの走行は、過去にマイスターカップレース(2002年に参加)に鈴商バーキンで出た際、前日のスポーツ走行で1回走ったことがあるだけ。 しかもその時、2コーナーや第2ヘアピンでスピンしたり、インフィールドの第1ヘアピンで目の前で走行中のマシンがスピン→クラッシュを目撃など、 どうもいい思い出がない(笑)。そんな中での予選となった。

1.予選(9:08〜9:28)

タイヤをレイン用(同じネオバだが深溝)に履き替え、ジェットを気温の低い状態に合わせて変更。まず予選は先に私がアタックすることとなった。 ブレーキパッドを換えたばかりだったので、まず当たりを付けるために2周流し、その後アタックをかけ、 不具合がなければピットイン指示までタイムアタックを続けろ、という監督からの指示だった。 今回、監督はプロジェクト・トウカイ社長の同期とも言うべきH氏。シルバーカップ時代のレース経験もあるという古強者だ。 トウカイ社長は自分がFレースにドライバーとして参加するため、采配をH氏に委ねることになったのだった。

ウェットの筑波にコースインし、慎重にコースコンディションを確認する。やはり滑る。鈴鹿の滑り方などよりも難しく感じた。 路面状況やタイヤにもよるが、とにかくタイヤが食わない。ターンインではかなりアンダーステアで、 フロントの減衰力をもっと柔らかくしたいところだったが走行開始後であったためもうそんな時間はない。集中するしかなかった。

3周目からアタックを開始するが、アンダー・オーバーの連続でとにかくアクセルもブレーキも踏めない。 ピットサインを見ると、27秒台の数字が出ている。

お、遅い・・・。

このセリカはドライで過去に1分14秒をきっている。そこから何と13秒落ちだと!?遅い、遅すぎる。 でもこれ以上は一気に詰められそうにないマシン挙動だしなぁ・・・そう思いながら、ブレーキングを長めにリリースしながら奥めにクリップをとり、 立ち上がりでアクセルを多く開けられるようなラインで侵入のリズムを強めにとる走行を心がけた。次第にタイムは上がっていった。 1分26秒、25秒、そして24秒が出たところでピットイン指示が出た。そしてドライバーチェンジの練習も兼ねてえむあーる氏に交代。 ピットワークもうまくいき、雨の降るコースに再突入していった。

予選出走時のえむあーる氏 予選出走時のえむあーる氏。お互い新品のグローブで出場。う〜ん、こんなにキレイなグローブは滅多に見れんぞ(笑)
一度赤旗でピットイン 一度赤旗でピットインし、チーム員と言葉を交わすえむあーる氏。
しかしすぐに赤旗が出て予選中断。ピットインしてきた。どうやら車輌回収のため中断となったようだ。この中断中、 場内BGM(恐らくCD?)が飛んで、同じところが何度も鳴っていたのを覚えている(笑)。しばらくして、残り5分で予選再スタート。 そこから2周程度走行するも、タイム的には私と同じぐらい。えむあーる氏もやはり攻めづらい状況のようだ。しかし5分は早い。 すぐにチェッカーとなってしまった。セリカでは筑波は初めてだし(筑波の走行経験は結構あるとのこと)、 しかもウェットということで、よくわからないうちに終わってしまった、とは本人の談である。
ホームストレートを駆け抜けるえむあーる氏 雨も上がり始めた予選後半。ウェットは変わりなかったが多少は走り易くなったようだ。 ホームストレートを駆け抜けるえむあーる氏。
予選結果は総合8位、クラス3位であった。タイムは1分24秒132.この時、1台(恐らく予選トップのマシン)が、 規則違反で失格となってしまったようだ。従って純粋に記録で言えばクラス4位だったということになる。

ピットで監督やえむあーる氏に・・・

「それにしても、1分24秒っていうのはどうよ?って感じですよね・・・」と苦笑しながら話していた。数字を見るととても遅い気がするのだが、 ウェットの筑波がドライから何秒落ちが妥当なのかもわからず、速いのか遅いのかよくわからない。(多分遅い(笑))

上位のタイムを見ると、クラストップは1分22秒台、2位は23秒台。ちょうど1秒ずつ差がついていた。だからやっぱり遅いんだろう(笑)。 このままではヤバイぞ。
トウカイ社長のTE25 トウカイ社長のTE25.Fクラスで今回もエントリーだ。予選はレインタイヤで出走。

予選出走をピットレーンで待つトウカイ社長 予選出走をピットレーンで待つトウカイ社長。

2.決勝(13:45〜14:45)

11時ぐらいから雨も上がり始め、路面は次第に乾いてきた。頼む、このまま降らずにドライになってくれ!そう願っていた。 セリカは今回雨に弱い(笑)。ドライバーもチームもウェットの情報を持っていない。 予選ではウェットでの走行という貴重な体験とデータ取りができたが、今回のレースに勝つためには、ドライの方が可能性が高かったからである。

決勝出走前にこんな写真を1枚 決勝出走前にこんな写真を1枚。
えむあーる氏と著者 えむあーる氏と著者。もう既に路面は乾いている。
トウカイ社長と監督が決勝前、最後のエンジン調整に臨む トウカイ社長と監督が決勝前、最後のエンジン調整に臨む。
だから、テンション高いってば(笑) だから、テンション高いってば(笑)
タイヤはウェットレース宣言が解除されたことに伴い、用意していたドライ用に交換。ジェットも天候が回復してきたのに合わせて変更した。 するとレスポンスも良くなり、吹け上がりもよくなった。Fクラス参加のトウカイ社長のマシンも、レインからスリックに履き替えた。
チーム監督と決勝中の展開について打ち合わせる著者 チーム監督と決勝中の展開について打ち合わせる著者
監督やT氏も打ち合わせ。著者は右で寝ている?!(おぃ) 監督やT氏も打ち合わせ。著者は右で寝ている?!(おぃ)
決勝直前の筑波の空 決勝直前の筑波の空、このようにいつまた雨が降るかわからなかった。
鳥インフルエンザから身を守るため?!のマスクをかぶる著者(おぃ!) 鳥インフルエンザから身を守るため?!のマスクをかぶる著者(おぃ!)とにかくテンションが高いのだ(爆)
宇宙飛行士(笑)。 宇宙飛行士(笑)。
宇宙人(?) 宇宙人(?)
今回もドライバー2名のため、スタート/フィニッシュと、その間の走行という形に分け、私がスタート/フィニッシュを担当することとなった。 スタートは変則ル・マン式スタート。

うんちく♪
またまた説明せねばなるまい。変則ル・マン式スタートとは、ピットウォール側にマシンは一列に横向きに並び、 コースの反対側から走者(誰でもよい)がスタートの合図と共に走り、マシンのボディにタッチしたらエンジンをかけてスタートという方式である。 ローリングスタートが主流の現代の耐久だが、昔はこうしたスタート方式であった。 キャブレター車のため、エンジンスタート自体にテクニックがある程度必要になるため、危険だが面白いスタート方式だ。 観客としてレースを見るのにはとても面白いだろう。やる方ばっかりで私は見たことがない(笑)。

こ、この写真は俺が撮ったんじゃないよ? こ、この写真は俺が撮ったんじゃないよ?いや〜俺はこの時もうマシンに乗っているからねぇ・・・。
スタート直前の様子、えむあーる氏が走者も努めた スタート直前の様子、えむあーる氏が走者も努めた
変則ルマン式スタートのためピットウォール脇に並ぶ各マシン。 変則ルマン式スタートのためピットウォール脇に並ぶ各マシン。
カメラに向かってマシンの窓から手を出してポーズする著者 見づらいが、カメラに向かってマシンの窓から手を出してポーズする著者。テンションは高いままだった(爆)もういいって!?
以前、エンジンがカブり気味だった反省を踏まえて、まずまずのスタートを切ることができたが、スタート時の順位は変わらず。 混戦のままインフィールドへ突入し、タイヤが冷えている状況の中(変則ル・マン式スタートはフォーメーションラップがないのだから!) チャンスとばかりに第1ヘアピンで鋭くインを付き、1台オーバーテイク。うまくいった。そのままダンロップ下、最終コーナーへと進んでいく。) その後は前後とも離れてしまい、一人旅に近い状態だった。タイヤはやはりよくグリップする。ブレーキも悪くない。 ただ燃料満タンに近い状態なために重く、タイム的には1分17秒〜16秒でスタート、そして徐々に15秒台へと入っていった。 前には、スカイラインの姿が見えていた。少しずつ差が縮まっているようにも見えたが、着かず離れずの状態でラップを重ねていった。 しかし、スタート後5分程度経過したあたりから、水温が上がり始め、90度付近になったため電動ファンのスイッチを入れた。 このレースは耐久だ。マシンを持たせなければならない。7000rpmリミットのところ、6000〜6500シフトでの走行に切り替えた。 まだまだ序盤戦だ。それもあってか、前を行くスカイラインとの差は縮まらない。そしてそのまま、最初のピットインのサインが出た。 予定通りピットイン、すぐにドライバーチェンジ。うまくいった。えむあーる氏に「水温に気をつけて」と一言だけ伝え、コースに送り出した。
メインスタンド前を観客の見つめる中駆け抜ける著者 メインスタンド前を観客の見つめる中駆け抜ける著者。
総合5位時点での電光掲示板表 総合5位時点での電光掲示板表示。
さあ、とりあえず次の出番まで休憩だ。噴出す汗を拭き、ドリンクを飲んだ。すぐにタイムは15秒台に乗り、すぐに14秒台へ突入。 ようし十分速い、と思い安心してトイレに行ったり、ドリンクを椅子に腰掛けて飲むなどリラックスしていた。 ピットからのコースの雰囲気とレースの心地よい緊張感が漂っている。えむあーる氏の走りは安定しているし、 どうやら途中で前を行くスカイラインを最終コーナーでかわしたようだ。ここで暫定クラストップに躍り出たようであった(未確認)。

走っている時は長く感じるものだが、休憩している時は時間は早く過ぎるもの。数十分後、2回目のドライバーチェンジの時がやってきた。 ピットインの指示が出され、ドライバー交代。交代はいつも通りうまくいった。えむあーる氏からも同じように水温に気をつけるように声をかけられた。しかし、スタートボタンを押す時間が短すぎたのか、エンジンがかからず、一瞬動きが止まってしまった(笑)。ボタンを押したら、「ガー」と、エンジンがかかっている時にキーをスタート位置まで回したような音がしたので、「あれ?もうかかっているのかな?」などと思ってしまったからだ。でも、やっぱりエンジンはかかっていなかった。気を取り直して再度ボタンを押し、今度はエンジンスタート。シートベルトを締めてコースインした。ちょっと手間取ってしまった。

さあ、いよいよ後半戦だ。順位は既によくわからなくなっていた。後で考えれば、とりあえずタワー横の電光掲示板か、 ピットモニターを見に行けばよかったのだが(笑)。コースインしてコンソールパネルを見る。水温95度、油温120度以上。やはり厳しい。 1コーナーでブレーキを踏むと、スタート時よりも奥までフワっと踏み込む感じになっていた。感触を確かめながらペース維持に努めねばならない。 インフィールドを走行する頃に感じたのは、燃料がこなれて軽くなり、マシンの挙動が楽に出るようになったこと。さてと、どこまでいけるだろうか。

しばらく周回遅れや上のクラスにラップされる走行が続き、基本的に一人旅状態。ピットサインを見ると、15秒台、14秒台あたりで走行できているようだった。 フロントタイヤはやはり少しずつタレる方向へ向かってはいるが、大きな問題はなかった。それよりも水温・油温が厳しかったので、それを気にしながら、 やはり6000〜6500rpmシフトでの運転を基本とした。途中、90度付近にまで一旦水温が下がるのだが、そこで回転数を上げるとまた水温は上がってしまう。 そんな繰り返しだった。

そして、何周した時かわからない。何台かのマシンを挟んで目の前にスカイラインがピットからコースインしてくるのが見えるではないか。 おお、これは・・・。追いつくしかない。そして追い越すしかない。これはいいレースだ、それに強敵だ。あちらのペースとこちらのそれにあまり差はないし、 果たして残り時間の間に追いつくことができるだろうか・・・そんなことを思いながらペース維持に努めた。

「う〜ん、これは・・・」

目の前にいるマシンを抜けば、優勝だ・・・それを思うと、熱い思いがこみ上げてくる。何とかして追いつき追い越したい。 しかし、すでに水温・油温は厳しく、回転をあげればすぐにどんどんと温度計の針は上がっていく。ピットサインを見ると、14秒台がコンスタントに出ていた。 これ以上ペースを上げるのは非常に辛い状況だった。しかしながら、ピットの監督H氏からはペースアップの指示が。恐らくもう後は任せるから行け、 クラストップを取って来い、ということなのだろう。想いは私も同じだった。しかし、マシンが持つかどうか・・・

ここで、トウカイ社長さんがレース前ミーティングの時に言っていた言葉が頭を過ぎった。

「最終戦だし、ある程度のリスクはとっていこう」

そうだな、リスクはある程度とってもいいんだ。そう思った。だがチェッカーを受けなければ、このままの2位のポジションも受けられない。 全ての要素を考慮に入れ、その上で前車を追い越さねばならなかった。

水温計の針は既に95度を越え、100度近くになっていた。油温は125度を越え始めていた。それでも、前車に追いつくため、 時には7000rpmまで回してペースを上げる努力をした。とにかくコーナーリングではロスをしない走りを心がけ、 そしてガソリンがこなれて軽くなってきたのもあるのだろう、途中で13秒台に入り始めた。

それでも尚、まだ前車を肉迫するところまで差を詰められない。ピット前を通過するたび、監督を始めえむあーる氏やピットクルーの姿が見えて、 行け行けムードで皆盛り上がっている。ピットサインのペースアップ指示の矢印が、どんどんと高い位置に変わっていくのも見えた(笑)。 ピットではとにかく行けということのようだ。

途中、周回遅れのマシンに絡んだり、上のクラスのマシンに進路を譲ったりということを何回かはさむため、差を一気に詰めることはできなかった。

水温計・油温計を睨みながら、回転を少しでも上げる運転をし、ギリギリの状態で追いかけ続ける。 「リスクをとろう」というトウカイ社長さんの言葉と、「チェッカーを受けなければ結果にはならない」という自分の思いが繰り返し何度も頭を駆け巡った。

そして水温は限りなく100度に近くなり、気持ちミッションオイルの匂いが漂い始めていた。しかしもう、ここまで来たら行くしかない。 これ以上ペースを落とすのは止めよう。そう決めた。もちろんチェッカーを受けなければならないので、 回転を落としても大差のない箇所では早めのシフトアップも心がけていた。タイヤもタレてきている。しかし他のマシンもそれは同じようだ。 前を行くスカイラインも、動き的にタイヤはつらそうだった。タイムは13秒台だったり、14秒台だったりであった。ジリジリと追いついていく。

「まだチェッカー出るなよ・・・」そう思っていた。きっと追われるほうは「早くチェッカー出てくれ」と思っているだろう。

そして、残り何分の時かわからない。インフィールドからダンロップ下で差を詰めて勝負をかけようというタイミングで、 第2ヘアピンで一瞬ペースが落ちたスカイラインのインをブレーキングで一気に突き、何とか前に出ることに成功したのだ。

しかし、抜いたと言ってもすぐに抜き返される可能性も高い。奥のヘアピンの立ち上がりは目一杯回して立ち上がる。そして最終コーナーへ。 すぐ後ろについてきているのがミラーに映っていた。さあ、ここからは逃げ切ることができるかという勝負になった。ベストな走りをするしかない。 非常にクリーンなバトルをしてくれている相手にも敬意を表する意味を含め、変なブロックはしたくなかったからである。 もしこれでまたインを突き返され、抜かれるとしたらそれは相手の方が勝っていることになる。そう思っていた。

しかし、今回は運がよかったらしい。前に出てから2周ほどしたところだっただろうか、遂にチェッカーフラッグが出た。やった、クラス優勝だ!

最後の最後まで争うことになったこのレース、皆お互いに苦しかったと思う。ピットに帰ってきたとき、他チームの方々から拍手や言葉をいただいて、 とても爽やかな気分になった。

よきライバル同士のおふたり、お互いの健闘を称えつつ乾杯 よきライバル同士のおふたり、お互いの健闘を称えつつ乾杯。
優勝を喜びで表し、コントロールタワーを背景にビールを一気に飲む監督。お疲れ様でした! 優勝を喜びで表し、コントロールタワーを背景にビールを一気に飲む監督。お疲れ様でした!
正式表彰式にてトロフィーとメダルの授与。いや〜金は嬉しいデスネ! 正式表彰式にてトロフィーとメダルの授与。いや〜金は嬉しいデスネ!
それに大きなトロフィー!いつも自分はサーキットで上げる側でなかなかもらえないですからねぇ!!
監督とえむあーる氏の3人で 監督とえむあーる氏の3人で、マシンと共に。最高の瞬間です
レースを支えてくれたクルー・オフィシャルの皆さん、応援していただいた皆さん、そして本当にクリーンで楽しいレースをすることができた参加者の皆さん、 パートナーのえむあーる氏、全ての皆さんに感謝したい。
はい、お約束のキャンギャルショット はい、お約束のキャンギャルショット^^
正式表彰式にてトロフィーとメダルの授与。いや〜金は嬉しいデスネ! JCCAガールのおふたりと、どこぞのキャンギャルのお二人の笑顔です。
どこぞのキャンギャル
JCCA主催の耐久のレベルは低くはないし、参加者の皆さんの雰囲気もとても良い。今回は勝てたが、勝てなかったとしても、 とても気持ちのいいレースになっただろう。この先誰が勝っても、拍手をお送りしたいなと思う。 今まで勝ちたくても勝てなかったJCCAの筑波の耐久で勝てたことは、4年間に渡って参加してきた私にとっても非常に価値のある一勝になった。 いいレースを、本当にありがとう。
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©KAZUMASA YAMAMOTO