第1回:コース概略
出典:月刊競争自動車 著:スパゲティ山本
(※無断転用・掲載を禁止します)
おい!そこの貴様!やる気あるのか!?ああ〜? ここは虎の穴だ。甘ったれた考え方のヤツは去れ!んん〜?何い〜?これからデートで時間がないだあ〜!?バカモノ!もうお前には用はない!究めようと思う者のみ集うのだ!
よし、全員集まったようだな。よし、では始めようか。まず第1回は、コースの概略を説明する。かなり内容は難解且つ高度なものであるから、耳の穴と○○の穴をかっぽじってよく聞けい
※コース図をクリックすると拡大します。
■コーナー名/説明
1.西尾・鈴木・山本・平野・斎木・松原・佐藤・ゴリ・・・コーナー
ここに散った者の数は知れず。お陰で、落語の「じゅげむ」のような名前のコーナーになってしまった。特に注意が必要だが、あまりにビビッていると、一向にタイムは縮まらない。
2. 第2?第1?コーナー
ある人に言わせると第1コーナー、ある人に言わせれば第2コーナーである。ここを第1コーナーと捉えた場合、西尾・鈴木・・・・・・コーナーは直線となる。
3.南波・山本・山田・田中・・・コーナー
ヘアピンだが、下りでスピードも乗ってくるのでブレーキングで挙動を乱しやすいコーナーだ。ウェット時にはミューが物凄く低くなるため、散った者も多く、書ききれない名前のコーナーになっている。
4.ノーブレーキヘアピン
以前、このヘアピンを全くブレーキを踏まずに進入したツワモノがいた。結果ガードレールにめり込んでしまい、ユンボで引きずり出したことのあるコーナー。凡人はフルブレーキングする。
5.アンタイトルドS字
特に名前のないS字コーナー。しかしその先のよんコーナーのアプローチに備えてライン取りが重要なコーナーであるため油断は禁物だ。
6.よんコーナー
競馬をやりすぎた人が、最終コーナーを4コーナーと呼ぶことから、いつのまにか第4ではないのによんコーナーという名前がついたのである。表記上は「よん」となる。
■自然現象名/説明
A.びわ湖
S字に突如現れる巨大な湖。YZ第1位の貯水率を誇る。
B.あばれ河
スプラッシュウェーブ池を主な水源とする大河。長さ・流域面積共にYZトップを誇る。ちょうど西尾・鈴木・・・・・・コーナーのターンインのラインにほぼ一致してくるため、あばれることからその名がついた。ブラックバスが釣れる。
C.スプラッシュウェーブ池
雨が降ると、突如として現れる大池である。水深は最も深い(推定)。ここを通過するとその後のあばれ河を踏むし、西尾・鈴木・・・・・コーナーで水を踏んだために大スピンを起こしやすい。たまに鯉が姿を見せる。
D.山本湿地帯
山側からの水が降りてくる湿地帯。ウェット時はつかまるとその脇に沈んでいきやすい。旧コース時代には天然冷泉も湧き出ていた名所で、かつて16世紀ごろこの地の領主であった山本一郎助和正公にちなんでこの名がついている。
E.おくのほそ川
雨量が多いときだけ流れる細い川。すぐに消えてしまうため、まぼろしの川とも呼ばれる。但し、斜面を流れているので、急流であり注意が必要だ。
F.その他湖沼群
その他雨量に応じて現れる大小の湖沼群。その実態は未だ解明されていない。
|