2005年 YZサーキットコース改修工事についての真の計画 その1
2004年当初より、岐阜県瑞浪市にあるオートドローム、YZサーキット(施設名称)について、市営・民間経営の第3セクターによる飛行場建設について、行政を中心として示唆があった。その後急ピッチに計画は進行し、国土交通省はついに建設を認可。第3種以下の飛行場ながら、ついにその建設が始まった。
現在のコースを含めた周辺の土地を大幅に造成し、平坦な土地を倍化させ、小型機が離発着できる滑走路及び必要施設の建設を図るのである。また、従来から営業されているオートドロームとしての使用も可能にするため、コース直線部を滑走路とし、通常は自動車走行用周回路として営業する。そして航空機の運用時には自動車の走行を中断する。航空機は多発ターボプロップエンジン機までの離発着を想定しており、通常はジェネラル・アビエーション空港として小型機の運用を行う。
定期便はYZ航空(山本和正社長)が拠点を置き、近隣の名古屋、松本、富山、伊丹、徳島、南紀白浜へそれぞれ就航予定だ。最も近い名古屋空港までの所要時間は15分(セスナ172の場合)で、料金は通常期で片道1名¥8,000と、利用し易い料金となっている。(最小運航人数:2名)
自動車用周回路部(以下サーキット部)は、オーバーレイ方式を用い、舗装はコース全体、全面行う。そして直線部を全長800m、幅20mに延長・拡幅して滑走路として使用する他、ドラッグレースの開催も可能にする。
それでは、以下に計画の施設図を掲載する。この図は、航空方式によって記載されたものである。
※コース図はクリックすると拡大します。
■付帯施設の概要
コントロールタワー
5F建構造で、1Fはサーキットオフィス、2Fはサーキット計時室、3Fはサーキットコントロールルーム、4Fは航空管制室、5Fは航空用VFRルームとなっている。
ターミナルビル
到着・出発カウンター及びロビー、エプロンを有する。スポットは1番から4番まで。駐機場はその隣に位置する。
POLエリアでは、航空機、自動車双方の給油等を行う施設である。
自動車用のピットはメインストレート横に位置し、3mのボックス×20庫が建設される。
自動車のコースインは誘導路A2より行い、ピットインは誘導路C1を走行する。
<航空各諸施設>
全長800m、幅20mの滑走路1本で、07/25である。周辺地形からほとんどがRWY25への進入となり、逆に出発は07がほとんどになると予測される。
視界不良な天候が多いため、小空港でありながらILS進入を可能にするVOR/DME(MIZUNAMI)を備え、ローカライザーをRWY25の進入に有し、ミドルマーカーを有する。
レーダーベクターは使用可能で、タワーを有する。空域管制は名古屋アプローチである。
※注※
本ページに記載されている内容は、全て筆者の妄想です。念のため。
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